今日4月1日
約1ヶ月半ほどのお付き合いのお客様から設計契約を頂きました。 設計契約というのは、文字通り、住宅を建てる際の設計業務に関する契約です。 私の勤める会社における設計業務とは、 ・建築物(住宅)の建築確認申請業務 ・詳細な敷地調査(測量) ・地盤の調査 ・実地設計図面 以上の作成や申請の業務の事を指します。 要するに、これから私たちは、この契約をきっかけに、お客様に対する単なる営業活動から、お客様と一緒になって真剣に家造りに取りかかる事ができるわけです。 まぁ、↑のような能書きはヤメとこう.... で、今日の設計契約。 普段はほとんど冗談など言わないご主人が契約書にサインしながら、とんでもない事を....。 「今日ってエイプリルフールですよね....」 (えぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーー!) 一瞬考え込みましたよ...。まさかね。 最後にはちゃんとハンコまで頂きまして、めでたく契約完了しました。 さぁ!明日から着工に向けて新しいスタートだよ、頑張ろ。 |
昨日、設計契約を頂いたお客様と打ち合わせ中、お客様からこんな話が出た。
お客様 「この調子で着工すると、だいたい梅雨あたりですが大丈夫ですか?」 我々 「大丈夫です。」 なんともいい加減な返事だ。さらに... お客様 「雨が降ったら木(構造材)が濡れちゃいますよね、カビとか 腐ったりとか大丈夫なんでしょうか? シートとか被せるんですか?」 設計課長「そうですね、シートは被せることはできません。 しかし、きちんと乾燥させてから壁を作りますので心配はいりません。」 お客様 「......」 納得いかない様子です。 私 「木材の含水率ってゆうのはですね、伐採してすぐは100%くらい あるんですね、それを長い期間かけて人工乾燥させるんです。 約20%以下までです。その木材が....(延々と語る)..... と、 いうことで、心配いりません!」 お客様 「......」 私 「キチンとやりますよ。大丈夫ですよ!」 う~ん、なんとも苦しいです。 実際の話、一度乾燥した木材は、水に一日中濡れても約2日で元の含水率まで乾燥してしまいます。 キチンとわかって施工する良心のあるビルダー(工務店)では、湿気を含んだままの木材を壁で包んでしまったりしません。 私たちにとっては、当たり前すぎるくらいの話です。 しかし、世の中には、工期を縮めて儲けを出そうと考える工務店もある。木材が濡れていようが湿気てようがお構いなしです。 とてもコワイ.... 注文建築は出来上がったモノを買っていただくわけではないんです。 注文者は家を買うわけではなく、家を造る人たちの手間も全て買っていただいているのです。 要するに我々や職人さんも買っていただいている。 これから施工される家の関して、本当に100%納得いく家になる保証なんてどこにもありません。 図面やパースイメージ、CG、見積もりや仕様書など.... あの手この手で完成するであろう家のイメージをお客様にしていただくことになる。 どこの住宅メーカーも工務店も同じようなことをしてるはず。 でも、良心的な工務店とそうでない工務店の違いって.....? 最終的には、信じてもらうしかないんだな。 |
最近なにやら多忙です。
一ヶ月くらい前から、引き渡しじゃ新規のお客様じゃなんじゃって忙しい。 忙しいって言うとなんだか聞こえがイイんですが、 実態はバタバタ! バタバタはかっこわるいっすよねー。 まぁ、暇よりはいいかな? 今日もバタバタ。 朝から東灘のお客様と着工前の打ち合わせ。 約束の時間の10時までに書類まとめないといけない... 昨日も多忙で岸和田から神戸に戻って直帰しちゃったせいで自宅で資料作りしてた。 それを10時までにまとめなくちゃ。 打ち合わせ終わった帰り道に社長からTEL 「今日の建築家のI先生のセミナーの資料届けてくれる?」 軽く言いますよね。ハイって言うしかないっすよ... 1時間くらいかけて資料まとめてセミナー会場へ.... そこでI先生が 「○○君。君、今日はボクのサポート頼むよ。」 えらく軽~く言ってくれるじゃないですか..... 「サポートって?」 「あー、横で立ってて手伝ってくれたらイイから....」 .....何を手伝うねん。 結局、約1時間半、セミナーに付き合った。 セミナーのお題は.....え~っと、え~っと...忘れた。 でも、1時間のセミナーには詰め込みきれないくらい魅力的な内容盛りだくさんのセミナーでした。 いい勉強になった。 でも....結局、昼飯食ってないよ.... 事務所に戻ったのは夜7時。 結局、今日午後から合うつもりだったお客様との打ち合わせは、その後から.... そのお客さんの家に訪問すると、 いつものイイ感じのご夫婦が笑顔で迎えてくれた。 めちゃめちゃ遅れて迷惑おかけしたのに.... なんか癒された時間でした。 ありがとうございました。 さ~、帰ってビールでも飲もうかな。 ※※※追伸※※※ 今日のセミナーのお題は 「居心地の良い“すまい”づくり教えます」 内容は、 ・間取り ・素材 ・断熱性能 この3つの家づくりに重要な要素を、ひとつひとつ説明した後に 実際の建築事例を見ながらさらに解説していく。という内容でした。 |
昨日はメリケンパークの某住宅展示場へ行ってきました。
D和ハウス,S水ハウス,M井ホームなど超有名ハウスメーカーのモデルハウスが約20棟立ち並んでいます。 そんな中へ住宅ビルダーの営業マンの私と建築家のY先生と耐震リフォームをお考えのお客様2人の計4人で訪問。 目的は、今回のリフォームでホームエレベーターを設置する訳なんですが、その実物を見たいと言うことで、実際設置してあるモデルハウスでその大きさや使い勝手を体感してしまおうって事です。 あらかじめ見学の予約を入れておいたM井ホーム,Hベルハウス,T成建設の3つのホームエレベーターをさっさと見学させてもらった。目的がはっきりしているので時間はあまりかかりません。 しかも、スーツに営業カバンさげて、腰にスケールくっつけて、どっから見ても同業者の私たちにはモデルハウスの営業マン達も全く声かけてきません。完全無視状態ですね。w ですから、私もY先生も自由に見学(勉強)できる。 他社のモデルハウスを見て勉強になったことや感想。 ・とにかくデカい ほとんどのモデルが80坪以上ある。 広いエントランス、広いリビング、広い廊下.... 現実とはほど遠いゆとりがあります。 ・とにかく豪華 わざと現実離れした豪華設備豪華内装にしていると思われる。 ・個々のメーカーの特性を生かしたディスプレイ そのメーカーの得意分野の説明を見やすく立派なディスプレイ にして展示してある。 やはり、パっと見た目をよく見せる事に重点をおいてるのがわかる。現実的なプランや設備などは二の次です。 これだけの競合他社がひしめいている場所なので、他社の比べて何か引きつけるモノを何とかして見せようとするとこうなってしまうんでしょうか... そういった観点では私たちの会社のモデルハウスもいい線行ってるような気がします。そこそこ広いし、結構豪華。なかなかゆっくりしていきたくなるような雰囲気がある。 でも、もうちょっと見やすい説明などのディスプレイがあった方が良いと思う。 お客様の目を引きつける。そしてなによりわかりやすい。 少し手を入れて、そんなモデルハウスにしていこうかな....。 <PS> 建築家のY先生。おととい二人目のお子さん(女の子)が誕生されたそうです!おめでとうございます!! |
2月16日に神戸空港(マリンエア)が開港しました。
特に遠方に出張とかのない私達にとっては、あまり関係のない話題。 しかし一応神戸市民で神戸に本拠を置く会社に勤めてます。 なので、やっぱり注目ですし、なんとなく心配.... 空港建設に関して税金を投入しないだとか、住民投票が却下されただとか。またこれから、採算はとれるのか?とか、他空港と客の取り合いにならないの?とか、心配は山積み。 しかーし! ホントに心配なのは!?↓ (以下、2005年11月13日の読売新聞より) 神戸空港の親水ゾーン、夜釣り対策どうする 来年2月開港の神戸空港で、市民らが水遊びのできる岸壁の一部「親水ゾーン」が、“夜釣りスポット”として人気を呼びそうで、神戸市は「夜間、海へ転落したら危険」と、対応に頭を悩ませている。 近くのポートアイランドでは、条例で釣りを禁じているが、夜釣りをする人が後を絶たず、開港後は空港島に押し寄せて来ると予想される。庁内では「昼夜を問わず、釣りを全面禁止に」「いっそ夜間の釣り場を作れば」と、しばらく議論は続きそうだ。 市によると、滑走路などがある南側は周囲に高さ1・8メートルのフェンスを巡らし、警備員が24時間体制で目を光らせる。しかし、北側はにぎわい作りのために護岸約1・2キロの範囲に家族連れが弁当を広げられる緑地にするほか、計3か所に護岸を階段状にして水辺に近づけるゾーンをつくる計画だ。 一方、空港約1キロ北のポートアイランドの岸壁は市が条例で釣りを禁止。それでもフェンスに穴を開けて岸壁に出て、夜釣りを楽しむ人は多い。市がフェンスを修繕しても、別の所を破って釣る人が現れるなどイタチごっこが続いている。 空港周辺にはスズキやイシダイ、アジなどが豊富にいることがわかっており、開港すれば、そうした釣り人が夜間、空港島にやって来るとみられる。 今のところ、親水ゾーンに夜間照明をつける予定はなく、「誤って海へ転落する恐れがある」と市の担当者。空港を管轄する神戸水上署も「不審者が釣り人の格好で侵入しないとも限らない」と警戒する。市は今後、夜釣り用の施設を整備するか、逆に条例で規制するかなどを検討する考えだ。 なるほど.... 実は、空港オープンで我々神戸の釣り好き達は新しい釣りスポットとして俄然注目なのがこの神戸空港周辺。 まだあまり人が入っていない釣り場なので釣り荒らされる前に行っておきたいし、離着陸する飛行機を間近に見ながらの釣りなんてサイコーじゃないですかー。 しかし、この記事。 要するに釣り客(?)のマナーが悪いってことなんでしょうか? ココ神戸空港周辺に限らず、メジャーな釣り場(兵庫突堤や明石新波止)などはゴミが一杯。 さらに明石海峡大橋のたもと、アジュールや明石市役所裏などでは路上駐車だらけ。 まじめに釣りしてる私たちからみれば「やめてくれよ~」って感じです。 これでは、いつ、釣り禁止になっちゃうかわかりません。 釣りも一つの娯楽です。 行政もわざわざ市民の娯楽を取り上げてしまうような事はしたくないはずです。 と、いうことは、 今後の神戸空港で釣りできるかどうかってのは、我々釣りファンの行動しだいって事になるんでしょうかね。 |